ORANDマニュアル 目次

3.1.2.転送

設定ダイアログの「転送」タブの内容を説明します。

転送タブの設定内容は、FTP転送時にファイルを転送する方法を設定します。

FTPの転送方式で設定出来るのは、ASCII形式とバイナリ形式です。
ORANDでは、デフォルトでバイナリ形式でファイルを転送しますが、ASCII転送するファイルに指定した拡張子のファイルはASCII形式で転送します。
通常、テキスト形式のファイル(HTMLやCGIスクリプトファイル)はASCII形式で転送するようにします。画像ファイルなどのバイナリ形式のファイルは、そのままバイナリ転送するようにします。

また、転送時に無視するファイル(転送しない)ファイルを指定することもできます。
ここで指定した拡張子のファイルは転送時に指定しても、転送されません。エディタなどで作成した後にできるバックアップファイル(.BAK)などを指定しておけば、余計なファイルまで転送するのを防ぐことができます。

各設定項目の詳細は下記の通りです。

ASCII転送するファイルを追加する ASCII転送するファイル枠内の拡張子エディットに、ASCII転送するファイルの拡張子を入力します。
入力したら「追加」ボタンをクリックすると、ASCII転送するファイル一覧に追加されます。
ASCII転送するファイルを削除する ASCII転送するファイル枠内のASCII転送するファイル一覧から削除したい拡張子を選択します。
「削除」ボタンをクリックすると削除されます。
ASCII転送するファイル設定を無視したい ASCII転送するファイルで設定した内容を無視して、常にバイナリ転送を行いたい場合は、ASCII転送するファイル枠内の「常にバイナリ転送する」をオンにしてください。
無視するファイルを追加する 無視するファイル枠内の拡張子エディットに、無視するファイルの拡張子を入力します。
入力したら「追加」ボタンをクリックすると、無視するファイル一覧に追加されます。
無視するファイルを削除する 無視するファイル枠内の無視するファイル一覧から削除したい拡張子を選択します。
「削除」ボタンをクリックすると削除されます。