ORANDマニュアル 目次

3.6.1.アウトプットビュー

アウトプットビューはコマンドツールで実行された結果をテキストの形でそのまま表示します。
DOSコマンドやチェックツールを起動し、その結果を表示したい時などに利用します。

また、出力されたテキスト行を解釈して、テキストエディタでファイルを開くタグジャンプ機能も備わっています。


●タグジャンプ機能

アウトプットビューに出力されたテキスト行をダブルクリックすると、その行を解析してタグジャンプを行う機能です。
タグジャンプ機能を利用すると、テキスト行に含まれるファイル名と行番号から、目的のファイルの目的の場所をエディタで開くことができます。
この機能を利用するには、プロジェクトの設定でタグジャンプ用のエディタを登録しておく必要があります。

タグジャンプ用のエディタには次のような制限があります。

  • コマンドライン引数でファイル名を渡すことができる。
  • コマンドライン引数で行番号を渡すことができる。

また、タグジャンプが利用できるアウトプットビューのテキスト行には次のような制限があります。

  • 行先頭にファイル名がフルパスで出力されている。
  • ファイル名の直後に、任意のセパレータを挟んで行番号が出力されている。

例えば、次のような出力行はタグジャンプが行えます。

c:\test\index.html 234:Error.....
c:\test\orand.png:342:Error.....
c:\test\menu.html[53]:Error.....

次のような出力の場合、正常にタグジャンプできません。

ProgrameName version 3.xx Copyright (c) hogehoge.
Total 3 Files
タグ出力ではないので、ファイル名、行番号が特定できない。
index.html 432:Error.... ファイル名がフルパスで出力されていない。