ORANDマニュアル | 目次 |
コマンドツール機能は、コマンドライン(DOS窓)のツールをORANDで利用するための機能です。 例えば、DIRコマンドの出力結果をORANDに取りこんだり、grepなど、テキスト検索ツールを使って任意の文字列(正規表現)をファイルから検索し、その結果のファイル一覧を取り込む事ができます。 |
●コマンドツール実行の流れ登録したコマンドツールは、フォルダツリー上、またはフォルダウィンドウ上のポップアップメニューに表示されます。 ORANDは指定されたコマンドラインを解釈し、コマンドを実行しますが、この時、オプション置換子によって、フォルダツリーあるいはフォルダウィンドウで指定されたファイル/フォルダの情報をコマンドツールに渡すことができます。 コマンド実行後、コマンドツールが標準出力に出力した結果を取得し、ORAND内のビューに取りこみます。 |
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●フォルダツリー上での実行フォルダツリー上でコマンドツールを実行すると、カレントで選択されているフォルダに対してコマンドを実行します。 コマンドラインに%sがある場合、引数入力ダイアログが表示され、引数の入力が行えます。 ●フォルダウィンドウ上での実行フォルダウィンドウ上でコマンドツールを実行すると、カレントで選択されているファイル/フォルダに対してコマンドを実行します。 コマンドラインに%sがある場合、引数入力ダイアログが表示され、引数の入力が行えます。 |
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●8.3形式ファイル名古いDOSコマンドはWindowsのロングファイル名を正しく処理できない場合があります。 このオプションをオンにした場合、コマンドツールへ渡すパスは8.3形式のパスに変換されます。 |
●ORANDへの取りこみコマンドツールの実行結果をORAND上に取り込み、表示を行うのがファイルリストビューとアウトプットビューです。 各ビューの操作・使用に付いては次の項目を参照してください。 |
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●使い方例
UNIXでおなじみのgrepコマンドを使ってフォルダ内のファイルを再帰的に検索し、該当するキーワードを持つファイルを一覧出力します。結果はファイルリストビューに表示されます。 ※DOS版のgrepコマンドはフリーソフトなどを探して事前にインストールしておく必要があります。
UNIXのrmコマンドを使って、.bak ファイルを削除します。 ※DOS版のrmコマンドはフリーソフトなどを探して事前にインストールしておく必要があります。 |