ORANDマニュアル 目次

3.1.7.コマンドツール

設定ダイアログの「コマンドツール」タブの内容を説明します。

コマンドツールは、任意のDOSコマンドを実行し、標準出力への結果をORANDに取りこむための機能です。
コマンドツールタブでは、コマンドツールの起動コマンドライン書式、および、出力ビューの設定などを行います。
登録できるのは10個までです。

コマンドツールの詳細な使い方に付いては、こちらを参照してください。

名称 コマンドツールをメニューに表示する名称を入力します。
コマンドライン

コマンドツールを起動するためのコマンドラインを記入します。
コマンドラインにはオプション置換子を記述できます。
オプション置換子の詳細は、こちらを参照してください。

なお、コマンドラインには入力を伴うコマンド、および無限ループするようなコマンド処理は記述しないでください。(ORANDがハングアップします。)

8.3形式ファイル名を使用する この設定をオンにすると、コマンドツールに渡すファイル名を、DOSの8.3形式のファイル名に直して渡します。
古いDOSコマンドで、Windowsのロングファイル名に対応していない場合はオンにしてください。
出力

コマンドツールを実行後、その結果を出力するビューの種類を選択します。
次のいずれかの設定を選択してください。

なし コマンドツールが出力した結果を表示しません。
アウトプットビュー コマンドツールが出力した結果を、アウトプットビューに出力します。
ファイルリストビュー

ファイルパスをリスト形式で表示します。
このビューを利用するには、コマンドツールの出力に次のような条件があります。

  • ファイルパスを一行ずつ出力する。
  • ファイルパス以外の文字列を出力しない。

例えば、grepコマンドなどはオプションの指定によってこの条件を満たします。


コマンドツールを登録する 名称エディットにメニューに表示するコマンドツールの名前を入力します。
実行ファイルエディットにコマンドツール実行ファイルのパスおよび引数を入力します。参照ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログが表示されます。
その他、必要なオプションを選択して、「追加」ボタンをクリックすると、コマンドツール一覧に追加されます。
登録コマンドツールを削除する 登録コマンドツール一覧から削除したいコマンドツールを選択して「削除」ボタンをクリックすると削除されます。
登録コマンドツールの内容を変更する 登録コマンドツール一覧から変更したいコマンドツールを選択します。
各入力ボックスに設定内容が表示されますので内容を変更します。
「変更」ボタンをクリックすると変更された内容が反映されます。
登録コマンドツールの順番を変える 登録コマンドツール一覧から順番を入れ替えたいコマンドツールを選択します。
「↑」または「↓」をクリックすると順番が入れ替わります。