PIII500-Trident小基板
その1 コネクタ分析〜起動
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その2 ピンアサイン暫定公開版
その3
その4



Trident版の小基板表面(CPU実装面)

Rage版とは明らかに基板レイアウトが異なる。載っているチップも全然違うので注意。
ひそかに音源のボリュームが付いているのがうれしい。



Trident版小基板裏面。

この基板には mini PCI ソケットが付いていない。
よって拡張する場合は、PCMCIA か USB を使うしかない。


基板表面のコネクタたち。<拡大>

CN2 は CN14 上に搭載される拡張ボード(モデムなど)の出力を CN1 のコネクタボックス出力へ逃がすためのコネクタ。

表記 ピン数 行き先 備考
CN2

8

拡張ボード  
CN4

100

モニタ出力サブボード  
CN14

100

拡張ボード  

基板表面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CN3 28 キーボード  
CN6 6 内蔵タッチパッド  
CN10 4 スピーカー  
CN21 2 FAN?  

基板裏面のコネクタたち。

CN1 は Rage版 と同等のものが使われている。実際、ピンアサインも同一と思われる。

表記 ピン数 行き先 備考
CN1 100 外部コネクタボックス  
CN15 9 携帯電話I/F  

基板裏面のコネクタたち。

CN7 も Rage版と同一のパーツを使用している。

表記 ピン数 行き先 備考
CN7 160 マルチベイサブボード  
CN19 2 FAN?  

基板裏面のコネクタたち。

表記 ピン数 行き先 備考
CN?? 50 IDE-HDD  



実際に起動して見た。
BIOSまでは問題なく正常に起動する。
BIOSの設定項目は Rage版とは若干異なっていて、旧タイプのBIOSのように思われる。

USB-FDD はBIOSからは使えないようだ。

Rage版その1 で作成したコネクタもどきとI/F引き出し基板を使って動かしている図。

ひどい有り様(笑)

CN1 の結線は思ったとおり、Rage版と同一のようだ。
CRT出力、PS/2 (key & Mouse) の動作を確認している。

この基板を起動するには、CN4 に出ている DCIN を繋ぎ、CN4 の 69ピンを 数十KΩで pulldown すれば良い。

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