Celeron750-MG小基板
その1 コネクタ分析
壊してます。へ その1 コネクタ分析
その2 実験:FDC37N769を取り付ける(反省汁)
その3 実験:FDC37N769を取り付ける(リターンず)
その4



Rage小基板の流れを汲む、MG系小基板の表面(CPU実装面)
大きさはRage小基板よりもやや大きめ。

実装されているチップはさほど変わっていないが、この基板には、マルチI/Oが無いのでシリアルやパラレルポートは使用できない。



裏面。
大きく開いたFAN用の通気穴が特徴的。
マルチベイコネクタはRageやTrident小基板と同じ物と思われる。


基板表面のスイッチ。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
SW1

 

  Main SW


メインスイッチが付いてるのはラクチンだなぁ。

基板表面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CN5

6

内蔵タッチパッド  
CN8

28

キーボード  
CN13

4

スピーカー  


基板裏面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CN1

100

ポートリプリケータ  
CN22

3

FAN  


小基板でおなじみのCN1だが、 この基板にはコネクタは付いておらず、パターンだけ剥き出しで存在する。
個人向け販売のMGにはポトリは無く、法人向けLIFEBOOK-MGにはポトリが付く。
その差は、マルチI/Oチップが載っているか否かの差だと思われる。
よって、この基板は個人向け販売のMG基板と言うことだね。

基板裏面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CN6

160

マルチベイ  


これまたおなじみのマルチベイサブボードへのコネクタ。
この辺りの基本設計は同じらしい。

基板裏面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CNx1

50

IDE  


コネクタ表記が印刷されていなかったので、仮に CNx1 と呼ぶことにする。

基板裏面のコネクタたち。<拡大>

表記 ピン数 行き先 備考
CN3

60

モニタ出力サブボード  
CN25

20

LCD  
CNx2

30

パネルSW?  


CN3 に DCIN と CRT出力が出ている。
パネルSWへのコネクタも表記が印刷されていなかったので、仮に CNx2 と呼ぶことにする。

実はこの基板、最初は電源を入れてもウンともスンとも言わなかった。
基板面を何かで拭いた跡があったので、修理流れ品かなぁ〜〜。
ズバリ!ハズレですか!?

CPUは暖まり、キーボードLEDはフラッシュするので根気よく、ひたすら基板面を拡大鏡で観察。観察。観察。。。目が痛い。。。
何箇所か半田が腐食しかけている個所があったので修正してみる。
それでも直らず、、、、、、、
ズバリ!ハズレですか!?

半ば諦めかけていたとき、、、、
CPU直下のパターンに明らかにチップ抵抗が剥離した痕跡を発見!!(左の画像個所)
これかぁ〜〜〜!と思い、周辺パターンを調べて、他基板と比較しながら適当なチップ抵抗をつけてみると。。。。



当たりぃ〜〜〜〜!!ヽ(^o^)丿

なんともあっけなくBIOS起動に成功しました。
結局は、豆粒にも満たないたった1個のチップ抵抗が取れちゃった〜〜(エヘ)だけで動かなかったのかー。
精密機械って怖いねぇ〜〜〜。

てなわけで、BIOS拝見。
IDEは2台行けるようです。
目隠しBIOS設定する場合、↓x4 ではなく、↓x2 ですね。
USBフロッピーでのブートは可能のようです。
#て言うか、USBフロッピーしか繋げられない基板だったりする。

ところが、またまた問題が、、、、
Cel750の発熱がすごすぎる!
適当なFANを1個直置きしてBIOS弄っていていると、ものの3分で熱暴走。
こりゃ根本的にダメダメです。
なんとか冷やす方法を考えましょう。

と、BBSで嘆いていると、A1さんから良いヒントを頂きました。
ネタ詳細はこちらでどうぞ。


Celeron750-MG小基板
その1 コネクタ分析
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その3 実験:FDC37N769を取り付ける(リターンず)
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